物流切り替え後に“やってよかった”施策5選|EC実務の成果を最大化する工夫とは?

物流をモール系倉庫から3PLや独自倉庫に切り替えた後、
「本当に改善された!」と感じるのは、切り替え“後”にやった小さな工夫の積み重ねだった──

本記事では、実際のEC現場で
「これはやって正解だった」
「もっと早くやればよかった」
という声が多い5つの施策を紹介します。

1. 梱包資材に“ブランド感”を足した

モール系倉庫では難しかったロゴ入り段ボール・メッセージ封入・リーフレット同梱を実現。

  • 「開封時の体験」が変わり、レビューやSNS投稿に直結
  • 初回購入からファン化を促進できる構造

小さな投資でリピート率UPを狙える施策の代表例。

2. 出荷通知メールの改善でレビュー回収率アップ

  • WMSやOMSからの自動通知に、手書き風メッセージ画像・レビュー依頼文を追加
  • 「すぐ届いて、しかも丁寧だった」というポジティブ評価が増加
  • スマホ中心の顧客に印象的な1クリックレビュー導線を用意

3. 「クリックポスト活用」で送料コストを月2万以上削減

  • 軽量&薄型商材に配送方法を再設計
  • 宅配便→クリックポスト/ネコポス系への一部置き換え
  • お届けの速さを保ちつつ、1件あたり100〜200円のコスト圧縮に成功

※3PLによっては「クリックポスト対応」が可能か要確認!

4. 月次レビューでミス率とレビュー悪化を早期キャッチ

  • 月末に「誤出荷件数・キャンセル・配送遅延件数」をレポート化
  • レビュー星4.0→4.6へ上昇したECでは「社内での定例ミーティングが効果的」との声も

「気づいたら下がってた」を防ぎ、安定運用のPDCAを回す仕組みに。

5. FAQ・納期案内を“倉庫切り替え後”にアップデート

  • サイト内の配送情報・FAQを新倉庫に合わせて最適化
  • CS問い合わせが20%減、定型返信テンプレもスムーズ化
  • ヘルプページ更新後、カート離脱率が微減した実績も◎

まとめ|切り替えの「あとこそ」差が出る

物流を変えたら、それで終わりじゃない。
むしろ、切り替えた“あとの改善”こそが利益を左右します。

  • 梱包体験
  • 出荷コミュニケーション
  • 配送コスト戦略
  • 顧客満足の可視化
  • サイト内表示の最適化

この5つを見直すことで、物流コストの“支出”ではなく、“再投資”に変えることができます。

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