アパレルEC必見!送料値上げでも顧客離れを防ぐ3つの方法

2024年〜2025年にかけて続く物流費高騰
ヤマト・佐川・日本郵便などの相次ぐ値上げにより、アパレルECでも送料の見直しが避けられなくなっています。

しかし、送料をそのまま上げるだけでは──
「以前より高い」「コスパが悪い」
といった印象から、顧客離れを招くリスクも。

本記事では、送料の見直しを“顧客満足の向上”につなげる3つの実践策をご紹介します。

1. 「送料一部負担」の表記で誠実さを伝える

  • すべてを無料にするのではなく、一部だけお店が負担する設計
  • 「○○円までは当店負担」「超過分をご協力ください」といった明確な表示が、誠実さと納得感につながる

例:

「配送品質の維持と安全性向上のため、送料の一部をご負担いただくかたちに変更しました」

このように、コストの裏にある“価値”を伝えることで、好感を得やすくなります。

2. ポイント還元や次回クーポンで“実質無料”に近づける

  • 送料の金額を直接下げるのではなく、**「購入後に300pt付与」や「次回使える5%OFFクーポン」**をセットに
  • 顧客に「得をした」と感じてもらえることで、リピート率UPにも直結

使い方の例:

「送料350円 → 300ポイント付与=実質50円でお届け」

注意点:
→ 1回限りではなく、継続施策として組み込むことが重要

3. 配送特典つき“まとめ買いキャンペーン”を実施

  • アパレル商材はサイズ違い・色違いの購入ニーズが高い
    → 「2点以上で送料無料」や「3点購入で限定ノベルティ」などのまとめ買い施策が有効
  • 結果として1注文あたりの売上も増える=送料負担の吸収率もUP

相性がいい施策例:

  • セットアップ/上下組販売
  • 季節アイテムのまとめ買い特典
  • 「あと1点で送料無料」表記の導線強化

番外編|“納得される”には理由をきちんと伝える

  • 値上げを単に告知するのではなく、背景・配送へのこだわり・サービス改善内容も一緒に伝えることで、信頼感がアップ
  • SNSやメルマガでも、「どうして送料が上がるのか」をストーリー仕立てで発信するのが効果的

まとめ|値上げではなく“信頼設計”のチャンスに変える

送料を上げることは避けられない現実。
でも、それを“顧客離れのきっかけ”にするのか、“ブランドへの信頼構築”に変えるのかは、伝え方次第です。

  • 一部負担で誠実さを
  • ポイント還元で満足感を
  • まとめ買いで得を演出

アパレルECならではの販売設計で、送料値上げをチャンスに変えていきましょう。

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