脱モール系倉庫後の3PL選び方ガイド|EC事業者のための7つのチェックポイント

モール系倉庫からの脱却を決めたあと、多くのEC事業者が直面するのが
「どの3PLを選べば失敗しないのか?」

物流は一度切り替えると、運用にもコストにも影響が大きく、やり直しが難しい領域です。
そこで本記事では、3PL選びに失敗しないための7つの視点とチェックポイントを解説します。

1. 対応チャネル(モール・自社EC)に制限がないか?

  • 楽天/Amazon/Yahoo/Shopify/BASE/自社カート など
  • すべての販売チャネルに対して「在庫・発送が一元管理」できることが前提
  • WMSとの連携実績やAPI接続可否も確認ポイント

2. 梱包資材・同梱物は自由にカスタマイズできるか?

  • モール系ではNGだった「ブランドオリジナル梱包/冊子封入/手書きカード」などが可能か?
  • ギフト対応(熨斗・ラッピング)まで柔軟にできる業者だと◎

3. 送料単価・保管費の構造は“明瞭かつ段階的”か?

  • 固定費だけでなく、出荷件数やSKU数によるスライド料金が用意されているか?
  • 送料も「キャリア複数対応・重量区分あり・配送方法選べる」など、柔軟性が高いか確認

4. セール・繁忙期・ライブ販売など「波動対応力」は?

  • 予測出荷件数を超えても対応できるか?
  • 「臨時スタッフ体制・夜間対応・週末稼働」の有無
  • 事前の体制相談ができる3PLは信頼性が高い

5. 在庫精度・誤出荷率の「実績開示」があるか?

  • 「誤出荷率0.01%以下」など、定量データで運用品質を出せる業者は安心
  • 定期的な棚卸対応・在庫差異通知・写真付き出荷履歴なども見ておきたい

6. 担当者とのコミュニケーション・サポート体制は?

  • 専任の担当者がつくか?
  • 担当変更の頻度・応対スピード・緊急連絡体制
  • ツールだけで完結せず、人でフォローしてくれるかは重要!

7. 実際に「脱モール→3PL移行」した実績があるか?

  • 自社と近い規模・商材の実績があると安心
  • 導入事例・レビュー・ヒアリング機会をもらえるか聞いてみよう

まとめ|3PL選びは「価格」ではなく「相性と将来性」

3PLを価格だけで選ぶと、

  • コミュニケーションに難あり
  • 梱包の柔軟性が乏しい
  • 成長に合わせた運用変更ができない

という“見えないコスト”を後から払うことになります。

今の課題を解決できるかだけでなく、次の成長を見据えて“伸び代”がある3PLを選ぶのがポイントです。

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