実は使いすぎてる?梱包資材コストを見直す5つのチェックポイント

「商品の利益率は悪くないのに、なぜか利益が残らない…」
その原因、“梱包資材コスト”が想像以上にかかっていることかもしれません。

とくに、出荷件数が月100件を超える中小ECにおいて、
資材の見直し=年間で数十万円のコスト改善につながる余地があります。

本記事では、実務で見直すべき梱包資材の5つのチェックポイントを紹介します!

1. 箱や袋の「サイズ」がオーバースペックになっていないか?

  • 商品に対して大きすぎる段ボールや袋を使っていると、
     → 緩衝材が増える
     → 配送料金が1ランク上がる(サイズ課金)

見直しのヒント:
→ 商品別に「最適サイズ表」を作成し、3〜5サイズに整理するだけで改善!
→ 小型商品は宅配便→クリックポスト/定形外封筒に移行できる可能性も。

2. 緩衝材は“使わなくていい”ものに使っていないか?

  • すでに個装済みの商品や、壊れにくい雑貨系でも、毎回プチプチ・紙緩衝材を過剰に使用
  • コストだけでなく、作業時間・エコ視点でも非効率

見直しのヒント:
→ 商品ごとに「緩衝材 必要/不要」の基準表を設けて、ルール運用に切り替える

3. 同梱物の種類・枚数が多すぎていないか?

  • チラシ、明細書、DM、キャンペーン案内、レビュー依頼カード…
    → 気づけば1件の出荷に5枚以上の紙類が入っていたというケースも

見直しのヒント:
1通にまとめる/QRコードで読み取り案内に置き換えるなど、デジタル移行も検討

4. 資材の「購入単価」を毎回確認しているか?

  • バラ購入・都度発注では、単価が2〜3倍になることも
  • モール販売と自社ECで別々に購入しているケースも非効率

見直しのヒント:
→ 月別・SKU別で使用量を算出して、3か月分まとめ買いの見積もりを取る
→ 3PL利用時は委託倉庫側の資材を使う方が安くなることも

5. 梱包作業が属人化し、バラツキが発生していないか?

  • スタッフによって「梱包の仕方・丁寧さ・緩衝材の量」が異なり、
    資材の無駄使い+クレームリスクも上昇

見直しのヒント:
→ 梱包マニュアルを写真付きで整備し、1件あたりの作業標準化と“適正消費量”の明文化

まとめ|梱包資材=“削れるコスト”であり“見せる品質”でもある

梱包資材は、「見えないコスト」になりやすいですが、
見直すだけで利益率の改善/レビュー向上/業務効率化まで期待できます。

  • サイズ調整
  • 緩衝材の適正使用
  • 資材の仕入れ方法
  • 作業ルール化

この4ステップをチェックして、“もったいない出荷”から卒業しましょう。

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