いよいよゴールデンウィーク(GW)前半戦ですね。EC事業者様におかれましては、連休中のキャンペーンやセールで注文が大きく伸びている時期ではないでしょうか。
しかし、注文が殺到するこの時期に最も気をつけなければならないトラブルがあります。それが「在庫ズレ(実際の在庫数とサイト上の在庫数が合わない状態)」による「売り越し(欠品販売)」です。
せっかくご注文いただいたお客様に「実は在庫がありませんでした」とお詫びしてキャンセル処理をするのは、店舗のレビューや信頼に大きな傷をつけてしまいます。 本日は、火曜日恒例の「現場のノウハウ」として、私たちプロの倉庫が繁忙期に在庫ズレを防ぐために行っている実践的な取り組みをご紹介します。
棚卸しと聞くと、倉庫を止めて全商品を数える大掛かりな作業をイメージされるかもしれません。しかし、繁忙期にそんな時間はありません。 そこで現場では、「GW中によく動く売れ筋商品(Aランク商品)」だけに絞って、こまめに在庫数を数える「循環棚卸」を実施しています。 動きの激しい商品ほどズレが生じやすいため、毎日ピンポイントで実在庫とシステムをすり合わせるというアナログな手堅さが、致命的な売り越しを防ぎます。
在庫ズレが最も起きやすいタイミングの一つが、商品の返品やキャンセルが発生した時です。 「返品された荷物が倉庫の隅に置きっぱなしで、システム上の在庫に戻っていない」という状態は非常に危険です。当倉庫では、「返品・キャンセル品は、到着後〇時間以内に必ず検品して在庫システムに戻す」という特急処理のルールを徹底しています。イレギュラーなモノほど、素早く定位置(システム)に戻すことが現場の鉄則です。
どれだけシステムを連携させても、ECサイト上で注文が入ってからWMS(倉庫管理システム)にデータが引き継がれるまでには、わずかなタイムラグが生じることがあります。 爆発的に売れる商品の場合、この数分間のタイムラグで売り越しが発生することがあるため、あえて実在庫よりも少ない数をサイト上の在庫として登録しておく「安全在庫(バッファ)」の戦略をとることも有効です。「最後の2〜3個は手動で在庫を開放する」といった人間側のコントロールを組み合わせることで、確実にトラブルを回避できます。
「在庫数が合っているか不安で、連休中も常に管理画面をリフレッシュして確認している…」 もしそんな状況でしたら、貴重なGWの時間がもったいないです!
正確な在庫管理は、顧客満足度の土台であり、EC事業の生命線です。 在庫ズレや売り越しの恐怖から解放され、安心してマーケティングやご自身の休暇に集中したい事業者様は、ぜひ在庫管理のプロである私たちにお任せください。
GW中も、正確なピッキングと在庫管理で、皆様のビジネスを裏側からしっかりとお支えいたします!
